一般社団法人
微生物対策協会

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2022/06/29   

カビの生息場所

カビはどこにいるのでしょうか。

カビは、野外に生息しています。キノコが野外に生息しているようにカビも湿った土の中や腐った植物の周辺、周辺が湿って土に囲まれたところなどに生息しています。そこからカビの胞子が、雨や空気によって運ばれあらゆる場所に付着します。その場所に適度の水分と栄養があれば、そこで胞子が発芽して菌糸を伸ばしコロニーというカビの集団を作ります。そして大量の胞子を作り、それが拡散します。その場所が室内などの生活空間であれば人体に害を及ぼすこともあります。

カビは、住居内において繁殖条件さえ整えばどこにでも発生します。水分、栄養、温度の繁殖条件が整っている浴室、キッチン、トイレなどの水回りはカビが繁殖しやすい場所といえるでしょう。水回り以外の場所でも換気の悪い場所においては、特に湿度の高い季節はカビ繁殖に要注意です。

カビが発生する要因には「水分」「栄養」「温度」があります。そのうち、どれか一つでも抑えることができれば、カビの発生を抑えることができます。ホコリ、食品、人のアカ、石鹸カスなどの有機物はカビの栄養になります。こまめな掃除と湿気がこもらないための換気を心がけましょう。

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