一般社団法人
微生物対策協会

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2022/09/02   

カビは水分が大好き

カビは空中を浮遊することにより生息可能な範囲を探します。

カビは空中を浮遊しているときは必要な栄養素や温度・水分を確保できず、空中を浮遊し生息に適したところに着地し増殖をはじめ様々な汚染の原因となります。

建物におけるカビは壁面・天井面などの建築構造体だけではなく空調や衛生設備の中においても増殖し、カビの胞子が飛散することにより室内の空気汚染へとつながります。

これは建物の立地条件や気候条件にも大きく左右されてきています。

カビを含む微生物は全細胞の75~90%が水分です。建物に含まれる水分値(含水率)でカビ(微生物)の増殖や発芽に重要な影響を及ぼします。

近年の気候変動による建物の内部結露・表面結露を含めてカビの温床となる可能性が推測されます。

建物の素材深部の含水率を知ることは、見えないカビの繁殖の指数として大切です。

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