一般社団法人
微生物対策協会

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2022/08/16   

集中豪雨によるカビ被害

近年、気候変動により集中豪雨やゲリラ豪雨などによる浸水被害が増大し床下浸水、床上浸水など多くの被害が起こっております。

浸水被害住宅において居住者の健康影響や微生物汚染の実態に関する調査を実施していると、浸水無しの住宅に比較して浸水有りの住宅のカビの浮遊量は多い傾向があります。

特に床下浸水の調査においてはAspergillus sp.、Penicillium sp.、Cladosporium sp. がほぼ検出されました。

浸水後の建材のカビ増殖を評価するには、基材の含水率が深く関係しているという結果もあります。

建物浸水が起こってしまった場合には、まずは洗って排水、そして消毒、乾燥、消毒の手順を行ってください。敏速な対応がカビの発生を最小限に食いとめることにつながります。

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