一般社団法人
微生物対策協会

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2022/05/24   

室内空気環境

梅雨時には湿度が高くなりカビの発生が多く確認されます。
生活空間に多くカビの胞子が浮遊することにより、そこに暮らす人に影響を与えます。
目にみえない室内の空気状況を意識し、室内の温度や湿度を知ることにより室内空気環境をより良い状況にコントロールすることが大切です。

カビは水分と栄養があるところを好みます。これからの季節、エアコンの室内機の中などはカビの繁殖に適した環境となります。カビの繁殖したエアコンの運転により、室内に飛散したカビの胞子を多く吸い込むことによって過敏性肺炎などのアレルギーの原因となってしまうこともあります。

梅雨時には、特に空気中の水蒸気量が多くなり湿度が高くなります。湿度70%以上になると人はジメジメしていて不快と感じたりするようです。

湿気によるカビの原因や発生条件は、湿った空気が滞留し湿気が溜まっている場所といわれています。換気不足や外気と室内との温度差が高い場所や埃や汚れが溜まっている場所などは、カビの好む環境です。換気をしたり湿度を下げる工夫とともに、こまめな掃除を心がけカビの増殖による浮遊量を減らし安心な室内空気環境の維持に努めてください。

当協会では、検査によりカビの室内浮遊菌や落下菌による汚染レベルを「見える化」にてお知らせしております。室内の空気環境にご不安をお持ちの方はお問い合わせください。

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