一般社団法人
微生物対策協会

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2023/12/08   

カビが生えた部屋で寝続けると危険【YouTube】

今回、一般社団法人微生物対策協会の理事長の今田が株式会社せらが運営するYouTubeチャンネル「進め!カビバスターズ」に出演しました。

今回のテーマは「カビが生えた部屋で寝続けると危ない理由」です。

主なポイントは次の通りです:

  1. カビの健康リスク: カビの胞子は空気中に拡散し、人がそれを吸い込むことで健康問題を引き起こす可能性があります。カビの胞子がある部屋で寝ることは、特にアレルギー、真菌感染症、結膜炎、アトピー性皮膚炎などを悪化させるリスクがあります。
  2. カビの一般的な種類: クラドスポリウム、アスペルギルス、ペニシリウムなどが代表的な室内に見られるカビの種類です。
  3. 日本のカビの特徴: 日本は湿度が高く、カビが多い国です。しかし、日本に生息するカビの多くは毒性が弱いとされています。ただし、これらのカビを継続的に吸い込むことで、アレルギーや真菌感染症になるリスクが高まります。
  4. 免疫力の低い人への影響: 高齢者や赤ちゃん、免疫力が低下している人は、特に注意が必要です。
  5. 人間の呼吸について: 一般的に人は1分間に15回から20回の呼吸をし、1回の呼吸で約0.5リットルの空気を吸い込みます。これは1日で約1万4400リットルの空気を吸い込むことになり、特に睡眠中は同じ部屋の空気を長時間吸い続けるため、カビが生えている部屋での睡眠はリスクが高まります。
  6. 対策の重要性: カビの放置は健康被害を招く可能性があります。室内の空気を清潔に保つこと、特に寝室の空気質を改善することが非常に重要です。空気清浄機の使用などが効果的です。また、カビの発生源を特定し、除去することも重要です。

要するに、カビの生えた部屋での睡眠は多くの健康リスクを伴い、特にアレルギーや真菌感染症のリスクが高まること、室内の空気質を改善し、カビの除去を行うことの重要性が強調されています。

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