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カビ対策最前線

2026年08月の記事

カビは見た目の問題だけでなく、健康や建物の耐久性にも影響を及ぼす微生物です。一般社団法人微生物対策協会では、科学的根拠に基づいた正しいカビ対策を広く普及するため、専門家監修の情報を発信しています。家庭や施設でのカビの発生メカニズム、検査方法、除去・防止の実践的ノウハウなど、安心・安全な環境づくりに役立つ最新情報をお届けします。

夏の冷房期、室内の壁紙がきれいでも、壁の内部で水分が蓄積していることがあります。高温多湿の外気から入った水蒸気が、冷房で冷えた室内側の部材付近で冷やされると、壁体内の相対湿度が上がり、条件によっては結...

カビ毒(マイコトキシン)は、主に食品汚染の問題として知られています。一方、水損した建物では、毒素を作る能力を持つカビが増殖し、胞子や微細な菌体断片とともに成分が空気中へ移行する可能性も研究されています...

住宅のカビや結露を「見た目がきれいだから問題なし」と判断するのは危険です。一方、測定値が一度高かっただけで、直ちに住宅全体を「不合格」と決めるのも適切ではありません。湿害診断では、目視、臭気、温湿度、...

北海道では昭和後期、断熱化された比較的新しい木造住宅の床下などでナミダタケによる腐朽被害が相次ぎ、住宅耐久性の大きな課題として研究されました。一般に「1980年のナミダタケ事件」と呼ばれることがありま...

MIST工法は、専用剤を用いて建材のカビ・汚れを処理し、必要に応じて抗菌・防カビ処理を組み合わせる民間のカビ対策工法です。公式説明では、素材に合わせた薬剤調整と、強い研磨を抑えた施工を特徴としています...

ダンプネス(dampness)は、建物内に望ましくない水分が持続し、結露、カビ、細菌、臭気、材料劣化などを伴う状態を指します。WHOは、室内の微生物汚染を防ぐうえで、内装表面や建物内部の持続的な湿気と...

24時間換気システムは、設置されているだけで性能が永続する設備ではありません。給排気口の閉鎖、フィルターの目詰まり、ダクト汚れ、扉下の通気経路の遮断などで実際の換気量は低下します。室内CO₂濃度は、人...

新築住宅は古い住宅より必ずカビやすいわけではありません。高い気密・断熱性能は、計画換気と防湿・防露を適切に組み合わせれば、快適性と省エネルギー性を高めます。一方、基礎コンクリートの水分、施工中の雨濡れ...

気候変動は、住宅のカビを直接「パンデミック」にする単純な現象ではありません。しかし、気温上昇、極端な大雨、浸水、冷房使用の増加は、建物内の温湿度と水分移動を変え、湿害の発生条件を複雑にします。気象庁に...

フザリウム属(Fusarium/アカカビ属)は、土壌や植物に広く分布し、小麦、大麦、トウモロコシなどの病害と食品中のマイコトキシンで重要な糸状菌です。一部は水損した建材からも検出され、角膜炎や免疫不全...

トリコスポロン属(Trichosporon)は、酵母のように出芽しながら菌糸や分節型の細胞も形成する酵母様真菌です。日本では、高温多湿な住宅環境に関連する「夏型過敏性肺炎」の主要抗原として知られていま...

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