一般社団法人微生物対策協会がカビ対策の最新情報を掲載

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2026年08月の記事

カビは見た目の問題だけでなく、健康や建物の耐久性にも影響を及ぼす微生物です。一般社団法人微生物対策協会では、科学的根拠に基づいた正しいカビ対策を広く普及するため、専門家監修の情報を発信しています。家庭や施設でのカビの発生メカニズム、検査方法、除去・防止の実践的ノウハウなど、安心・安全な環境づくりに役立つ最新情報をお届けします。

壁やエアコンに発生したカビは、短期間で範囲を広げ、大量の胞子を作ります。この速さを支えるのが、相手を必要とせず同じ遺伝情報を受け継ぐ無性生殖です。一方、多くの真菌には遺伝的な組み合わせを変える有性生殖...

カビの菌糸を顕微鏡で観察すると、長い管の途中に仕切りが見えることがあります。この仕切りが隔壁(セプタ)です。隔壁は菌糸を区画に分ける一方、栄養や細胞小器官が移動できる連続性も残しています。さらに菌糸が...

掃除をして見た目のカビを取り除いても、湿気が戻ると同じ場所に再発することがあります。その背景にあるのが、カビ胞子の「休眠」と「発芽」です。胞子は常に増殖しているわけではなく、不利な環境では活動を抑え、...

食品や木材だけでなく、ガラス、プラスチック、光学レンズ、金属、コンクリートにもカビが見つかることがあります。ただし、これらを一括して「カビが非生物を食べた」と説明するのは正確ではありません。表面に付着...

室内空気のカビや細菌は、目に見える汚れになる前から空気中を浮遊しています。そこで用いられるのが、一定量の空気を吸引して培地に微生物粒子を捕集する空中浮遊菌サンプラーです。本記事ではIDC-500Bを例...

カビと室内塵性ダニは、どちらも湿気の多い住宅で増えやすく、喘息やアレルギー性鼻炎の原因・誘因となります。ただし、互いを必ず増殖させる「共生関係」と断定するのは正確ではありません。一部のダニは菌類を餌に...

「住まいは夏をむねとすべし」と記した徒然草は、日本の蒸し暑い夏に配慮した住まい方を象徴する言葉として知られています。しかし、伝統住宅が常に快適でカビがなく、現代住宅が高気密だから必ずカビるという単純な...

住宅の防カビ対策では「相対湿度60%未満」がよく推奨されます。しかし、60%を超えた瞬間にすべてのカビが増え、60%未満なら完全に止まるという絶対的な境界ではありません。カビが利用できる水分を表す水分...

アスペルギルス属は土壌、堆肥、落ち葉、埃、屋内外の空気などに広く存在し、多くの人が毎日胞子を吸い込んでいます。健康な人の多くは発症しませんが、免疫機能が大きく低下した人や、肺に基礎疾患・空洞がある人で...

エアコンをつけるとカビ臭がする、吹き出し口に黒い点が見える。こうした状態では、内部の結露水と埃を利用してカビが増殖し、送風によって胞子や菌体断片が室内へ広がる可能性があります。ただし、すべてのエアコン...

清掃用品や住宅メンテナンスの広告には、「除菌」「殺菌」「消毒」「抗菌」「滅菌」など似た言葉が並びます。しかし、これらは効果の強さを順番に並べた言葉ではありません。意味、対象、表示できる製品の区分、試験...

建物の価値は、耐震性や省エネルギー性能だけでは測れません。そこで過ごす人の身体的・精神的・社会的な健康を、設計、運用、組織の取り組みから支える考え方が広がっています。その代表例が、Internatio...

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